オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン6

Orange Is the New Black Nicky

オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン6 あらすじ

スーザンは錯乱し、前にもましてエキセントリックな妄想にとりつかれる。

スーザンがいるのは重警備刑務所。シーズン5のラストで捕まったリッチフィールドの女囚人達は個室に閉じ込められ、厳しい拷問と取り締まりを受けていた。

あの日、暴動のあった日スーザンとシンディは、鎮圧部隊が事故で死んだピスカテラを、囚人が殺したように偽装する様子を見ていた。

賢いシンディは、スーザンを口止めし、何もみていないと嘘をつくように強要した。

この嘘のせいで、スーザンはますます錯乱し、シンディは罪悪感からひどい腰痛に見舞われることに。

ペンサタッキーは、恋人である看守と、その友人である看守と3人で逃亡する・・が、罪悪感に襲われ自主する。

リッチフィールドの女囚人達は、重警備刑務所でブロック間抗争に巻き込まれていた。Bブロックは老人や、精神薄弱者。
CブロックとDブロックのボスは、フリーダに恨みを持つサイコパスなデニング姉妹、キャロルとバーブ。この姉妹もまた、いがみ合あい、自分達の不仲を、ブロック間抗争に持ち込んでいた。

ダヤは看守殺しの罪を認め、重警備の看守からリンチをうけていた。男前なダディは、それを見かねて、ドラッグを渡す。

ダヤは次第にドラッグにおぼれ、母親からドラッグを仕入れて、Dブロックでの地位を築いていく。

カプートは騒動の責任をとらされ、リッチフィールドの所長を辞め、次の仕事の待機をしていた。

そんなカプートに、テイスティが助けを求めた。テイスティはピスカテラ殺しの犯人に仕立てられていた。テイスティが無実であることを知るカプートは、テイスティのために動き、結果MCCを退職することに。

フリーダは過去にデニング姉妹を罠にはめ、重警備刑務所を退出しリッチフィールドに転所した経緯があり、デニング姉妹に恨まれていた。

デニング姉妹はフリーダが重警備刑務所に戻ってきたことを知り、フリーダの命を狙う。フリーダのせいで暴動の罪をなすりつけられたレッドも、フリーダを恨みに思う。

シンディは匿名でカプートに電話し、暴動の日に鎮圧部隊に不備があったことを示唆する。推理好きなカプートは真相を探るが失敗に終わる。

シンディはテイスティの裁判で証人として呼ばれ、テイスティがあの日、ピスカテラに拳銃をあてていたことを証言する。本当はその続きがあるのだが、それは誰にも言えずにいた。

デニング姉妹は、キックベースの試合で、CブロックDブロック間で戦争をもくろんでいた。

パイパーは同室のバディソンに、嫉妬・ねたみから狙われる。アレックスは見かねてバディソンのボスであるキャロルに相談を持ちかけ、アレックスがキャロルの部下になることを条件に手をひいてもらう。

一方、パイパーは出所が決まる。出所日は、パイパーが奔走して決行が決まったキックベースの当日だった。

パイパーの出所の当日・・・昔の仲間があつまって、パイパーとアレックスの刑務所内結婚式を決行させた。アレックスは、パイパーのために生きることを誓い、パイパーはアレックスに、必ず出所して一緒に暮らすことを願った。

テイスティの裁判は、シンディの証言が効いたのか、テイスティは有罪に。荒れるカプート。それを慰めるナタリー。

パイパーが出所する中、Cブロック対Dブロックでキックベースの試合がはじまった。快心したマリアの計らいで戦争はなくなり、純粋にスポーツを楽しむことに。

一方デニング姉妹の狙いは、戦争に乗じてフリーダを殺すことだった。しかし戦争はおこらず、デニング姉妹は口げんかし、次第に喧嘩はエスカレートし、殺し合うことに・・・

こうして長く続いたCブロック対Dブロックの抗争は終わりを告げる。

パイパーは出所し、弟が迎えに来てくれていた。

彼氏が待つブランカは、違う出口に案内され、そのまま移民収容施設に送られる・・

シーズン7に続く




オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン6 感想

おなじみのリッチフィールドの面々に、新しく激しい女囚が加わりパワーアップしたシーズン6。

シーズン6までくると、マンネリを感じそうだけど、私にはあっという間の13話でした。

特にダヤ・・・母親と同じ刑務所にはいり、看守との子供を身ごもり、捨てられ、刑務所で子供を産み、ノリで看守を銃で撃ってしまい、看守からリンチをうけ、その痛みからのがれるために、また実の母親から仕入れたドラッグにおぼれ・・・。ダヤは、望んで不幸になったのではなく、流れに身を任せてたら不幸になったという悪い見本。

貧乏の連鎖、不幸の連鎖、悪の連鎖は、その子供に一生のしかかり、自由の国アメリカでもまた同じ。

だからこそ、生まれながらの白人でお金のある家の子であるパイパーは、囚人たちから妬まれ、嫌がらせをうけるのだ。

そしてテイスティ。

もしあの暴動をパイパーが先導していても、白人であるパイパーは、きっとピスカテラ殺しの犯人には仕立てられることはなかったでしょう。

テイスティが黒人だったから、たいした証拠もないのにスケープゴートにされたのだ。

この女刑務所はアメリカの縮図であり、リアルだから共感を呼ぶのだろう。

しかしそれにしても・・ここ最近主役のパイパーは影が薄い。

彼女は刑務所で起こったことの傍観者であり、物語の作者でもあるから、彼女の話が少なくなるのも無理がないと思いました。

たとえていうならいつもカメラのシャッターを切ってばかりだから、被写体になることは少ない?みたいな。

パイパーには、シーズン7でテイスティの敵を討ってくれることを願っています。

オレンジ・イズ・ニュー・ブラック シーズン6 主な登場人物

白人の囚人

パイパー・チャップマン (Piper Chapman)

本編の主人公だけど、影の薄いS6。やはり余計なことに首を突っ込んでしまう、損な性格。今度はキックベースを計画し、周りにウザがられる。

アレックス・ヴァウス (Alex Vause)

長身、白い肌と長い髪とメガネがチャームポイント。

パイパーのために、キャロルの手下になることに

ガリーナ・”レッド”・レズニコフ (Galina “Red” Reznikov)

古株で、本当は気のいいおばさん。フリーダに暴動の罪をなすりつけられる。

ニッキー・ニコルス (Nicole “Nicky” Nichols)

裕福な家に育つが母と反目して麻薬常習者となる。バーブと仲良くなる。

フリーダ (Frieda Berlin)

初老の女囚。Bブロックにいれられるが、デニング姉妹から命を狙われ怯える

ティファニー・”ペンサタッキー”・ドゲット (Tiffany “Pennsatucky” Doggett)

暴動にまぎれて逃亡したが、重刑務所に帰ってきた。

ローナ・モレロ (Lorna Morello)

イタリア系の白人。ニッキーとは肉体関係込みの親友。
妄想癖がある。

キャロル( Carol Denning)

重警備刑務所のCブロックのボス。

バーブ( Barbara Denning)

重警備刑務所のDブロックのボス

バディソン(Madison Murphy)

重警備刑務所の囚人。Cブロックのボスのキャロルの右腕。粘着質。

ヒスパニック・中南米系の囚人

ダヤナラ・”ダヤ”・ディアス(Dayanara “Daya” Diaz)

ヒスパニック系で同じく囚人のアレイダ・ディアスの娘。流されやすいところがあり、S6では看守からリンチをうけ、ドラッグに逃げるうちに中毒者に。

アレイダ・ディアス(Aleida Diaz)

ダヤの母。ナイスバディを武器にダイエット商品を売るが、大して利益にならず娘のダヤからドラッグの密売を持ちかけられ売買することに。

グロリア・メンドーサ(Gloria Mendoza)

人情派で、ダヤを娘のように気にかける。S6ではダンスを女囚に教えることに。結構多才。

ダディ(Domiga Duarte)

重警備刑務所の囚人。Dブロックのボスのバーブの右腕。男前キャラ。

黒人の囚人

スーザン・”クレージー・アイズ”・ウォーレン(Suzanne “Crazy Eyes” Warren)

エキセントリックな性格のレズビアンの黒人。”クレージー・アイズ”の異名を持ち、
心は少女のままで、ピュアな存在。シンディに嘘を強要され、苦しむ。

ターシャ・”テイスティ”・ジェファーソン (Tasha “Taystee” Jefferson)

若い黒人の女囚グループのリーダー。プッセイとは親友だった。
グループの中では頭脳派で、刑務所の環境改善の交渉時には、その手腕を発揮する。が、暴動の主導格とされ、ピスカテラ殺しの罪をなすりつけられる。

プッセイ・ワシントン(Poussey Washington)

小柄な体型の黒人。密造酒の名手。S4で圧死してしまった。

シンディ・”ブラック・シンディ”・ヘイズ(Cindy “Black Cindy” Hayes)

黒人。おしゃべりで皮肉屋。ピスカテラ殺しの真相をスーザンと見てしまったが、隠している。

ソフィア・バーセット

かつて男性だったトランスジェンダーの黒人。Bブロックに収監される。

刑務所の職員

デシ・ピスカテラ(Desi Piscatella)

ゲイの看守。S5では暴動で女囚人に拘束されていたが、鎮圧部隊の暴発で死んでしまう。

ジョセフ・サルヴァトーレ・カプート( Joseph Salvatore “Joe” Caputo)

囚人のことをちゃんと考えている人情派。テイスティの無罪を知って奔走する

リンダ・ファーガソン(Linda Ferguson)

刑務所を運営する企業MCCの幹部。暴動に巻き込まれ、MCCの重役に昇進する

ナタリー・”フィグ”・フィゲロア(Natalie “Fig” Figueroa)

刑務所長。カプートとはセックスフレンドであり、よき理解者。S6では本当のパートナーとして、カプートをささえる。