「女子的生活」変わっていることは、結構切ない

昨日の「女子的生活」見た?

まだ見てないけど、録画はしたよ

町田啓太目的で見たけど、ストーリーかなり良かった・・・

そんなに面白いんだ!この冬は面白いドラマがいっぱいでヤバ★
女子的生活 第1回 あらすじ
見た目は美しい女性だが、実は男性で、女性が恋愛対象というトランスジェンダーのみき(志尊淳)はファストファッション会社で働くOL。
同僚のかおり(玉井詩織)や仲村(玄理)と共に、忙しいながらも充実した「女子的生活」を満喫していた。ある日、同級生だった後藤(町田啓太)が訪ねて来る。みきの姿を見て驚く後藤だったが「お金がなく頼る人間がいないので助けて欲しい」と言い、みきは「合コン」セッティングを条件に、渋々承諾することに。合コン当日、みきの前に、ゆい(小芝風花)という自然派気取りの女が現れる。みきとゆいは、「女」同士のバトルを繰り広げることになるのだが・・・。
結局みきは、ゆいの芯のある性格に惹かれ、ゆいを合コンから誘い出します。抜け出した2人は意気投合し、ラブホテルで一夜を過ごします。
ゆいは彼氏はいるけど、自分のことを好きになってくれる人が現れたら、目の前にいる人を優先したくなると、みきに話します。
みきはゆいを残して、帰路につきます。
みきにはわかっていたのです。ゆいのようなかわいい女の子が自分みたいな人間と付き合ってくれるのは、若い今だけだと。
歳をとって女装が似合わなくなってきたら、相手にしてくれないと。
わからないだらけの未来に、悲観して涙を流すのでした。
部屋に戻ると、後藤が待っていました。また合コンしよう!と借金に追われてる後藤ですが、彼の心は平和そうです。
わからないことだらけだけど、後藤と何気ない会話はみきの心を和ませました。
女子的生活 第1回 感想
女子(女性)をサボってると反省させられる話
町田啓太目的で見ました(笑)
トランスジェンダー=ゲイだと思っていたので、町田啓太君の相手が志尊淳かーと単純に思っていました。男性同志でちゅーとかしちゃうのかな?とか。
でも全然違いました!
一番違っていたのは主人公である「みき」が、素敵な女性だということ。
私の思っていたトランスジェンダーは、2丁目の住人のように悪趣味に自分を飾り立て、女性であることを必要以上に強調する連中。
いわゆる「おかま」で、一昔前だとニューハーフ。ライバルは女。
そんな「おかま」とは、みきは全く違います。みきは女らしく、賢く、しなやか。
朝は量り売りのシリアルと、アッパーな上がる音楽で目を覚まします。
昼間は”同性”の同僚とランチをとります。
トークは女子力高く、ファッションは洗練されています。
私なにやってんの!女に生まれてきて、女の心をもつのに、全然女をしていない・・
何年も前に買ったセーターに万年デニム。アクセサリーをつけることもなくなったずっとネイルを塗っていない指。
ほんとなにやってんだ、私・・と反省させられました。
絶望的なみきの恋がせつない
みきの悩みは、彼女がいないこと。
せっかく好みの可愛くて賢いゆいと結ばれたのに、ゆいは自分を遊びとしか思ってくれない。
こんな変な関係、続くわけがない。
宙ぶらりん
この先どうやって生きていくのか
これっぽっちもわからない。
お手本になる人もいない
歳をとっても女子っぽくいられるかどうかもわからない
わからないことしかない
この詩が好きです。
トランスジェンダーであるみきの片思いも辛いけど、世の中いろんな人が、つらい片思いをしています。
彼しか愛せないのに、彼が自分のことを好きになってくれなかったり。結婚している人を好きになってしまったり。
アニメの彼しか見えなくなってしまったり。別れた彼をわすれられなかったり。
彼に自分以外に好きな人が現れたのに、気づかないふりをしたり。
トランスジェンダーじゃなくても、つらい恋をしている人はいっぱいいます。
つらい恋をしている人には、未来のことなんてわからないことだらけだけど、ひとつだけ、確かなものがあります。好きだ、愛しているという気持ち。これだけは確かなものです。
20代のころ、ふわふわと人の肌を求めていたころを思いだしました。